神経症者、不安症、パニック障害必読。脳の働きから解決策を徹底アプローチ!!
セルはやる気が出る時しか書かないポンコツな性格なので今のうちに思いついた事書けるだけ書いておく(笑)
人間の脳は上手くできている。不快を避けて快を得るようにプログラミングされているしコンフォートゾーンと呼ばれる快適な領域から抜け出さないようにホメオスタシスと呼ばれる機能が備わっている。
あなたがもし不安、鬱、恐怖などに負けそうになりそれに苦しんでいるとしても大丈夫である。
脳は常にホメオスタシスにより快適な部分に戻ろとしているからだ。
科学はペニシリンの開発で目に見えないもの細菌やウイルスなども扱えるようになって以来急速な進歩を遂げた。
細菌感染症や肺炎や結核といった一昔前では脅威だった病も簡単に退治できるようになったのである。
だが忘れてはならない事がある。
人間の自然治癒力は時として科学を凌駕する。
笑えば免疫力が上がるのは有名な話である。
癌の患者を笑わせることで癌が治ってしまったという事例もあるくらいである。
それは人間みんなに備わっているし凄まじく強力なのだ。
脳にも同じように自然治癒力がある。
これは間違いないと思う。
脳は常に不快を避けて快を求めているのだ。
道端のげろを避けるのは不快を避けるプログラムだし
サラリーマンが居酒屋やら風俗やらに足を運ぶのは快を求める働きによるものだ。
あなたはただ脳の働きを信じさえすればいいのだ。
そしてもう1つ覚えて欲しいのは不快な感情もポジティブな感情も同じ情動に過ぎないという事だ。
つまりどっちにしろ偏桃体という脳の古い部分を刺激しているに過ぎないのだ。
だから安心して欲しい。
脳のもう1つの性質として未知を怖がるという性質がある。
未知は怖い。
こればかりはどうしようもない。
だが一度その未知を経験したのならどうだろうか?
例えば同じお化け屋敷に2回連続で行くことを想像してほしい。
1回目と2回目ではどちらが怖いだろうか?
どんなひねくれ者でも例外なく確実に1回目である!試してみてほしいが2回目は怖くないのだ!
一度知ってしまったのなら嫌でも経験する前より怖さは収まるのだ。
これが恐るべき人間の慣れという能力である!!
だからもし得体のしれない感情があなたの内部から湧き上がって来て段々と怖くなり始めたら笑顔で心の中でこう唱えて欲しい。
「これは次の瞬間に直ぐに既知になる。だから大丈夫だ!」
そして感情は思考や行動に比べて幼いという事も覚えてほしい。
分かりやすく言うなら
感情は子供で思考や行動というのは親である。
だからこそ子供をしつける親であるように正しい思考と行動をとるべきなのだ。
そしてもう1つ覚えてもらいたのは感情、思考、行動はそれぞれお互い直接は影響を及ぼさないが間接的には影響しているという事だ。
つまり直接はコントロールできないのだ。
だから不安よ収まれと唱えるのは無意味なのだ。
寧ろ逆効果である。間違った思考は間違った感情を呼ぶ。不安は放置プレイに尽きる。これも覚えてもらいたい。
正しい思考は直ぐには身につかない。正しい思考とは実は感覚である。
感覚とは無意識だ。意識した途端に感覚は感覚でなくなる。
自転車に乗るときに一々意識するだろうか?否!
何事も反復がキモだ。
いい考えは頭に染みつくまで何回も見返すべきだ。
そのためには良書を読もう。
正しい行動とは建設的、積極的な行動である。
不安を消すための行動や不安に駆り立てられてする行動はすぐに辞めよう。
電車に乗ってて例えば不安になっても途中で降りるのは禁止だし
不安になって逃げだすのもよくない。
そしてここがポイントだが行動とは何も動く事だけを指すのではない。
その時、そのコンマ一秒の身体の動作表情仕草全てをここでは行動と定義する。
身動きが取れないときは姿勢や表情をシャキッとしてみよう。
キリッとした表情を意識するのだ。
授業中に苦しくなったら先生の話を聞くことに集中しよう。
人と話すのが辛い人も無理にでも話を取りあえずは聞いてみよう。
一々相槌を入れたりしてみよう。
姿勢や表情は5感に働きかけるので脳は現実と妄想を区別出来て安心するのだ。
もう一つ脳の重要な性質を挙げよう。
脳は現実と妄想が区別できない時に恐怖を感じる!!
そして表情や仕草、姿勢は脳に最も臨場感をもたらすので安心できるのだ。
勿論これらの事は不安感を消すために行ってはならない!
建設的に最善を尽くしてその1秒を生きるという正しい思考の元に行うのである。
ここがミソで難しい所であるが要は感覚とはこういう部分を差す。
一度上手くいかなくて逃げたり強迫行為に走ったりしてもめげずに繰り返そう。
これらの事と過去の記事で書いた事をきっちり実践すれば確実に良くなると保証しよう。検討を祈る!!