【神経症コラム⑪】不安や恐怖は脳の情報処理に過ぎない。
不安や恐怖について。
しつこいかもしれないが他に書くこともないし
何か皆のヒントになればと思いアウトプットする。
不安や恐怖というのはそもそも情動に過ぎない。それは即ち
脳のバックグラウンド処理である。
脳には意識と無意識というものがあり意識が自己に向いたときにいわゆる神経症になるのである。
バックグラウンド処理とは無意識である。意識の逐次的な遅い処理なんかと違い無意識はスーパーコンピューターのように物事を同時に処理するのだ。
だからこそ車の運転の仕方やコンビニで何を買うか、お金を財布から取り出す、会社から家までの帰り道など全て意識せずとも出来るのである。
この無意識とは素晴らしいもので我々にとって必要な答えを瞬時に見つけ出す能力に長けているのだ。
いわゆる引き寄せの法則なんかもこの無意識によるものだ。
それはさておき脳にはこの無意識とは別にホメオスタシスの同調機能というものがある。
いわゆる生きていく上で快適なゾーンに自動的に整えられるという素晴らしい機能である。
とくに不快を感じたときにホメオスタシスはビックリするくらい強く働くのだ。本能的レベルでね。
そんなんで不快を避けて快を求めるという脳の性質に基づき不快になったときはこのホメオスタシスが自動的に働き始めるのである。そうこれも無意識による並行的な同時処理によるものだ。
以上より放置プレイで不安や恐怖は確実に収まっていくし
意識は無意識に介入させてはならない。むしろ介入したら治りが悪くなるのは当然なのである。
我々はただこの無意識の働きに身を任せていれば良いのだ。
これを大天才森田は見事に見抜いた。そして今日に言われる森田療法を確立したのである!
それがあの有名なあるがままである。
ちなみに森田正馬先生の貴重な音声を偶然youtubeでみつけたので皆さんに紹介しようと思う。
是非みてもらいたい。何かヒントになるものがあるとおもう。
とにかくこういう一連の素晴らしい脳の働きのおかげで僕をはじめ数々の人たちが神経症から救われてきたのだ。
あるがままという一言を彼は名言としたがその背景的な意味は本当に深いのだ。
本質をちょっとでも知る事が解決の道につながるとセルは思っている。内部表現の書き換えにつながるからだ。以上で今日はスマホぽちぽち投稿で見にくく申し訳ないがちょっとでもヒントになれば幸いである。