多忙な医学生のブログ

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日本の合法覚醒剤と呼ばれる精神薬リタリンがマジで覚醒剤と同じくらい強力だった。

今回は薬物ネタである。

 

日本の合法覚醒剤と呼ばれているリタリンをご存知だろうか?

 

精神刺激薬と呼ばれ抗精神薬の中でも異例の扱いを受けており特定の病院でしか処方されない超強力な精神薬である。

第一種向精神薬に指定されていて別名メチルフェニデートと呼ばれている。

 

そんな超強力な向精神薬リタリンであるが作用機序が覚醒剤とほぼ同じで驚愕してしまった。

シナプスドーパミントランスポーター(DAT)による再取り込みを阻害するというのがリタリンの作用でありこれによりドーパミンの分泌を増やす事ができる。

 

そしてアンフェタミンいわゆる覚醒剤の作用機序も

モノアミ神経伝達物質ノルアドレナリンおよびドーパミンの放出促進と再取り込み阻害によって中枢神経に作用する。

つまりいずれも間接的にドーパミンを増やす。そしていずれもセロトニンには作用しないのが特徴である。

ドーパミン!諸君もどっかで聞いた事があるのではなかろうか?そう僕のブログでも度々紹介しているあの脳内物質ドーパミンである。

ドーパミン記憶物質であると同時に行動物質である。

つまりドーパミンが増えると活発に動けるようになり物覚えもよくなるのだ。

 

故に覚醒剤はかつてヒロポンなどとも呼ばれていて覚醒剤は日本の薬局どこでも買える普通の薬であり労働者や軍人がやる気を出すのに使用していたのだ。その効果は超強力で2日3日寝ないでガンガン元気に働けたという。

だが恐ろしいのはその依存性である。

覚醒剤には強力な精神依存がある。それもそのはずで脳内物質の番人ともいわれるセロトニンが分泌されずドーパミンが出続けるからである。ドーパミンを抑えるものがなくなるのが最大の理由である。

 

その覚醒剤と同じくらい強力なリタリンナルコレプシーの睡眠発作に効果があると言われている他ADHDにも効果があるようだ。

いずれにしろ危険な薬物といえよう・・・。