ソ連軍T-34戦車から学ぶシンプル思考の大切さ
仕事、試験、人間関係、そしてメンタルなどで絶望を感じたときその解決策はシンプルな思考にあるということを思い出して欲しい。
絶望をかんじた時こそシンプルに考えるべきなのだ。メンタルの改善策なんて特にシンプルなものしかない。.
絶望を感じた人間は視野が狭くなっている。物事を複雑に考えがちなのだ。そんなときにこんな話を思い出して欲しい!
ある戦車の話
戦争の話である。なんでここで戦争の話すんだよバーカアスペかボケとかブーブー言わず聞いて欲しいのである。
第二次世界大戦当時世界最強と言われていたナチスドイツの戦車があった。その名はタイガー戦車。ミリヲタでなくともその名を聞いたことがあるであろうくらい有名な戦車である。
電撃戦を得意とするナチスドイツ軍はこの戦車を戦線に投入。この戦車には圧倒的な飛距離と火力で航空機をも撃ち落とせる巨砲8.8 cm 高射砲が搭載されていたからだ。また厚さ100mmもの鋼板と航空機との無線連携などまさに最強そのものであった。
この戦車はフランス軍など近代式の戦車を備えた軍を圧倒、ポーランド侵攻などにも一躍かった戦車として有名である。
西部戦線で厚さ100mmの装甲を打ち破れる連合軍の戦車は存在しなかったからだ。
こんな無敵なタイガー戦車だが
ソビエト侵攻のときにとんでもない魔物と遭遇するのであった。
その名はT-34戦車。
T-34戦車は装甲が60mmとタイガー戦車に比べて薄く司令塔の戦車が破壊されると複数台の戦車間で無線連携が取れないなどソ連軍らしい大雑把な作りであったがドイツ軍の砲弾を跳ね返すではないか!装甲60mmの戦車にドイツ軍はタイガー戦車をもってしても大苦戦。
それもそのはずである。この戦車には超シンプルで単純なある工夫が施されていたからだ。
それが傾斜装甲である。
上の画像をみればわかるであろう。
そう、戦車の装甲を斜め45度にしていたのである。
こうすることで強度は120mmと二倍になりタイガー戦車の砲弾を吸収し跳ね返していたのである。
一方タイガー戦車の装甲は100mmでまっすぐであった。結果的に強度が倍になりT-34の方が防御力が勝ったのであった。
しかもシンプルであるが故にこの戦車は大量生産が可能で農業出身者にも操作できたのでドイツ軍の最新鋭の戦車隊の奇襲攻撃にもすぐに対処できたのであった!
ここでセルが言いたいことはよくあるミリヲタブログのうんちく話でも知識自慢でもない。
シンプルに思考する事がいかに大切なのか
である。
問題の解決策は大体シンプルでありメンタルの改善策もほとんどがシンプルなものなのだ。
もしあなたが絶望の淵をさまよっているのならば是非この話を教訓にしてシンプルに考える事を心がけて欲しい!
必ず道が開けるであろう!